MP3に変換して活用する
MIDIデータとして作成した音楽は、MP3に変換することで、さらに活用の範囲が広がります。
MP3のデータは、圧縮をかけてサイズをおよそ10分の1にまで小さくしているにもかかわらず、
音質を低下させていないという利点がありますので、現在非常に良く使われています。

またMIDIデータは、作成者の使用している音源と再生側の音源が同じでないと、
音楽が作成者の意図通りに伝わらないことがありますが、
MP3はいったん作成側で録音したものを圧縮変換しただけのものなので、
そうした事態を避けることができます。

そのように変換したデータは、携帯型の音楽プレーヤーにコピーして聴いたり、ホームページで公開したり、
メールに添付送信して友人に聴いてもらったりすることができます。

◆MIDIデータをMP3に変換する◆
MIDIデータをMP3に変換するには、2つの方法があります。
1,いったんMDやテープに録音し、さらに録音したものをパソコンに取り入れてWAVデータとして記録し、
  そのWAVデータをMP3エンコーダでMP3の形式に変換する。
2,DTMのアプリケーションの多くは、作成したMIDIデータをWAVデータとして記録・保存する機能を
  持っているので、その機能を利用してWAVデータを作成し、そのWAVデータをMP3エンコーダで
  MP3の形式に変換する。
※WAVデータを作成するには   ※MP3に変換するには
     
WAVデータを作成するには、市販のアプリケーションを使う必要があります。
外部に接続した音楽プレーヤーの演奏を取り入れ、それをWAV形式として保存します。
  MP3にエンコードしてくれるフリーのソフトがたくさんありますので、それを活用すれば簡単にできてしまいます。VECTORなどで容易に入手できます。
例えば、「Sound it!」などはその代表格。
扱いが簡便ですし、取り込んだ音楽を直接MP3
のデータ形式で保存してしまうこともできます。
  例えば、「午後のコーダ」や「Music Encorder」など
がありますが、それ以外にも見つかるかも知れません。



WAMに変換して活用する

 MP3はPCM音声を通常の試聴に耐えられる範囲で約1/10に圧縮することができますが、WMAは約1/20程度に圧縮することができるとされています。
 MP3のさらに約半分のサイズに圧縮できる上に、聴覚上MP3と変わらない音質で聴くことができますので、ネット上で配信する際には便利ではないでしょうか。
 また、携帯型のオーディオ・プレイヤーの中には、MP3のみではなくこのWAMにも対応したものも増えてきました。

WMAはWindows Media Technologiesの他の製品と同時に発表され、現在ではWMAに対応するフリーウェアが多数登場しています。

最新バージョンであるWindows Media Audio 9.1 では音質も向上し、VBR(可変ビットレート圧縮)や可逆圧縮(WMA Lossless)や5.1ch、7.1chサラウンドなどにも対応していると言われています。

圧縮率の高さに加えてデジタル著作権管理を標準で備えることから、2003年頃から盛んになった音楽配信ではAACと並んで多く使われているようです。

 
WAMに変換するには
VECTOR」や「窓の杜」など、フリーウエアを扱っているサイトに数多くのコーデックのためのソフトが公開されていますので、そこからダウンロードしてお使いになると良いでしょう。
インストールさえ無事に済めば使い方は至って簡単です。
驚くほどの圧縮率の高さを体験できるはずです。